どうも。
キャリアコーチング第三回を受けてきたのでその内容を紹介します。
今回のテーマはついに、「人生のGOAL設定」です。
ここでは、第二回で判明したぼくのやりたいこと:“人に愛情をもって接し、その人の人生にプラスαを与えること”
ここをより具体化し、結局人生で何をしたいか?つまり人生のGOAL設定を行いました。
1.結論
満足度:75点
所感:人生のGOALが決まり、ようやく変身に向けたアクションを起こし始めるタイミングがやってきたというワクワク感。ただし、やはりまだアクションが明確になっていない分フワフワしている感も否めない。
2.当日までの準備
ぼくのやりたいこと:“人に愛情をもって接し、その人の人生にプラスαを与えること”
当日までのワークはやりたいことを具体化するため、
「”誰に” “何を通じて” “どんな価値を作っているか”という観点で具体案を出せるだけ多く出す!」でした。
このワークに取り組むにあたって第二回コーチングの最後に3つそれぞれの観点について大筋を整理したので、これ(↓)をもとに具体案を検討しました。
具体案を検討するうえでぼくが意識したことは、“情報に触れること”です。
頭の中で妄想を広げるだけでは視野が広がらないと考え、積極的に情報に触れるアクションをとりました。なかでもとても良かったのは、モノづくり企業見学ツアー(社内の研修の一環)です。詳しくは後日記事で紹介しますが、一例を簡単に紹介しますと、義足を製作するとある企業様の取組みにとても感銘を受けました。その企業様では、あしを失った人にただ義足を提供するだけでなく、義足に藍染の技術を組み合わせることで見た目の意匠性をプラスするという取り組みをされていました。担当者の方は、足を失われて落ち込んでしまった方の心を少しでも明るくしたいと、休日をつかって藍染を学びその技術を義足に適用して商品化しました。そんな取り組みによって、人に見られないように隠しがちな義足を、ファッションとして楽しまれる方も増えたようです。
引用元:https://kyoto.gishi.design/works/1124
このようにお客様のために工夫・努力し、それを活かすことでお客様の心を明るくする(プラスαを与える)お仕事、そしてその姿勢・取り組みはとても素敵だと感動しました。また自分のやりたいことにもマッチしていると感じました。
こんな形で実体験したり、意識してテレビやYoutube等を観たりしたり、今までの人生の経験を思い返して妄想を広げたりしながら自分がやりたいことの具体案を出していきました。出した具体案は「本当にそれを職業としてやるか?」というのとは別の観点、かつ今の自分の能力等も度外視し、あくまでもやりたいことの傾向を分析するためにとにかく多く出してみたという感覚です。以下が自分がワークの中で出した具体案です。
3.コーチング本番
本番では、上のワークの内容の「誰に」「何を通じて」「どんな価値を作っているか」という点において、出した具体案の共通点を見出し、要は何がしたいのか?というところを整理しました。
3-1. 誰に
「改めて自分で見返して、結局この「誰に」はどんな人だと思う?もう少し抽象度を上げて特徴をあげていこう」こんな質問の中でとにかく思いつくことを思いつくままにこんな感じで答えていきました。
「人は良いんだけど、うまく生きられていない人」「自分の成果・結果のために熱中している人」「自分ではどうしようもないことで苦しんでいる人」「自分を大切にしている人」「ポジティブに向けたマインドがある人」こんな整理をしていく中で感じたことは、「ポジティブ・ネガティブいずれにせよ、今の状態に満足できていない」こんな人を支えていきたいなということです。例えば、日々の生活にそこまで楽しさを見いだせていない人に楽しさ・活力を見出してほしい。また、楽しく充実しているけど、もっと楽しみたいという人に成長し、価値観を広げてより楽しく生きてほしい。そんな思いが整理されました。
「誰に」=未来に向け、より良く、楽しく人生を生きたいと思っている人
3-2.何を通じて
ここではまず、ワークで出した具体案からキーワードを抽出し、整理をしながら進めました。
まず抽出されたのは、①”技術”・”ノウハウ”です。
ワークの中では、「藍染を学び、義手・義足に藍染の技術をとりいれて」「想いを知り、自分の技術と掛け合わせて何かできないか考える。」「革職人とコンタクトをとり、そのノウハウを勉強し」「その人にマッチするマシン仕様にするための技術投入」と、技術やノウハウに関する表現が多く出ていました。また、自分だからこそもっている技術やノウハウを活かす。というニュアンスは今回のワークで出したほぼ全ての具体案に共通していました。
次に抽出したキーワードは、②”環境”・”場”です。
ワークの中では、「心から好きな人と好きな仕事に存分に打ち込める環境を構築」「交流の場を提供する」こんな表現をしていました。このキーワードを抽出した上で改めてそれぞれの具体案を思い返すと、目の前の事に真剣に取り組んだり、何かに感動したり、感謝したり、楽しんでいる。そんな人がいる環境や場をイメージしていました。このように人が充実感を感じ、人生を一歩前進するための環境や場所を考え、整える。ことがぼくのやりたいことを実現するうえでの前提条件であり、やりたいことでもあるのだと感じました。
次のキーワードは、③”製品”です。
ワークの中では、「デザイン性の優れた義手・義足をつくり、お客様に直接届ける。」「模擬心臓を造り、術前シミュレーションを可能とする」「美味しい料理+おいしいお酒+交流の場を提供する」「自分にしかできないサービスを提供する (料理、アート、等々。)」このように、何か目に見える形としての製品をつくっているイメージをしていることが多いと感じました。確かに、今までの仕事の中でも何かソフトが完成したときよりも、何か目に見て触れるモノが出来上がった時の方が自分自身感動し、やりがいを感じました。やはり、自分はアウトプットとして目に見える形の製品を造ること、それに対し満足感を得ることが一つのやりたいことであると感じました。
最後のキーワードは、④”発信”です。
これは、まさに第一回コーチング「才能の特定」で明らかになった仕事で活かされる才能「知らなかった世界に対して本気で向かい血肉として手にし自分を広げ、それを渡す・届ける・生かすことで、物事を前に進める」ここに表現されていることです。自分が手に入れた武器、そしてそれを活かして造り上げた技術、環境、製品をより多くの人に発信することでより多くの人の人生を前進させたいと考えています。そんな活動の一環がいままさにやっているブログもそうですが、ブログのように文と絵で表現するのか、動画で表現するのか、声で表現するのかわかりませんが、とにかく発信をしていきたいと感じています。
「何を通じて」=
①自分が経験し、手に入れたスキル・武器
②人生が前進し、充実感を感じるための場所、環境を考える、整える
③目に見える形のアウトプット
④情報の発信
3-3.どんな価値を作っているか
ここではまさに“その人の人生にプラスαを与えること”とは何なのか?というところをもう一回りだけ具体化していきました。そこでワークで出した具体案では結局人がどんな状態になっているのか?ということを整理していきました。整理する中で3つのキーワードが出てきました。
まず出てきたキーワードは、“幸せ”です。
この言葉は漠然としていますが、「お客様の心が明るくなる。外に出たくなる。人生が楽しくなる。」「愛情を感じられる。」「人生が充実する。」「料理とお酒に満足する。仕事の疲れが癒される。」「日々のご褒美のような存在になる。」このようにポジティブな気持ちになる。満たされた気持ちになる。そんな状態を幸せという言葉でくくりました。
次に出てきたキーワードは、“前進”です。
「レースでタイムが向上する。レースで成果を残す。」「仕事を通して成長する。」これらの例に表現されています。成長すること、また成長したことにより、成果を残すこと。この過程にぼく自身も魅力を感じているし、また人がそんな経験ができる環境をつくることをやりたい。ということです。これは自分のこれまでの人生でも経験してきたことです。学生時代にサッカーを一生懸命毎日練習して結果レギュラーを勝ち取り県大会でも成果を出したこと。大学受験では死ぬ気で勉強に取り組んで第一志望校に合格したこと。研究室時代も心身ともに鞭打ちながら研究に取り組み、学会賞を受賞したこと。いろんな経験がありました。これらに打ち込んでいるときはすごく充実していたし、結果が出た時の達成感もとてつもないものでした。この自分が努力を重ねることで人生が一歩前進する感覚に充実感や達成感、幸福を感じました。そのためぼくのおかげでこんな経験ができた。こんな成長ができた。そんなことを言ってもらえる仕事に魅力を感じます。
3つ目は、“広がり”です。
これは、「趣味や各種ノウハウを実践することでその人の人生が楽しくなる。」「新しいコミュニティが広がる。」これらの具体案に盛り込まれているように、その人の知らなかった世界や知識、人に触れることで、その人自身の視野や価値観が広がることを表しています。自分の仕事を通してその人の世界が広がり、その人の人生がより充実したものになって欲しいと思います。
「どんな価値をつくっているか」=人生の広がり・前進・幸せ
4.まとめ
以上まとめると、ぼくの人生のGOALは↓の通りです。
これからはこのGOALを達成するためには今何をすべきか?を軸にキャリアを考え、人生充実させていきます!ということで、次回は仕事の上で具体的にこれからどういうアクションをしていくか?というところを考えていきます。
それでは。
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