こんばんわ。
先日キャリアコーチング第二回を受けてきました!
第二回のテーマは「やりたいことの特定」です。
1.結論
終わってみた所感:満足度75点
✔自分の”やりたいこと”を言語化できたことで、未来の方向性が見えた。
2.当日までの準備
まずは、今回の宿題の内容を詳しく紹介します。
内容としては、「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著:八木仁平」をベースに自分の価値観を洗い出します。
この本は一言で言うと、、「完全自分軸でやりたいことを見つけ出す」というものです。
本曰く、やりたいこと探しの中で重要なのは、お金や流行り(今だとプログラミング等?)を一度度外視し、①得意なこと(才能)×②大事なこと(価値観)×③好きなこと(情熱)を掛け合わせることだ!ということです。そこで、この考え方を軸に整理を進めます。
自分の場合、前回のコーチングの中で①得意なこと(才能)についてはすでに洗い出していたので、特に②大事なこと(価値観)と③好きなこと(情熱)について整理を進めました。
2-1.「②大事なこと(価値観)」の整理
まずは、②大事なこと(価値観)を整理します。ここでは、3つのステップで整理を進めました。
1.価値観の洗い出し ⇒ 2.価値観をマインドマップにまとめる ⇒3.価値観ランキングを作る
<1.価値観の洗い出し>
5つの質問に応え、価値観キーワードを洗い出していきます。それぞれの実例を示しながら紹介していきます。自分の場合、「価値観キーワードを洗い出すっていっても、どれをキーワードとすればいいの??」となったので、↓のページの価値観リストを参考に洗い出してみました。
価値観リスト早見チェック表:https://l-w.jp/values-list/
それでは、さっそく各質問とぼくの答えた回答、そして洗い出したキーワードです。
Q1:尊敬する人、友人、 好きなキャラクターは誰ですか?その人のどんなところを尊敬していますか?
↑この質問は他人軸な気がしてあまりしっくり来ていませんでした。人に憧れてることも大事ですが、自分を愛して自分のもってる力を伸ばすことが大切だ!と「嫌われる勇気」に教えてもらいました、、
Q2:幼い頃や思春期にあった、今の自分に一番大きな影響を与えている出来事、経験は?それらが自分の価値観にどう影響を与えたか?
↑割とコーチング以前から自分の核になっている認識はあった経験でした。「成長」とかがやはり重要な価値観にはいってくるんだろうなあ。
Q3:今の社会には何が足りない?
↑これは製造業で開発業務に携わる中で日々感じることが真っ先に浮かびました。「モノづくり」というキーワードも出てきているけど、何となく選択肢を広げるために理系に進んできた自分としては本当にモノづくりが大好きか?というと何とも言えない。改めて考えさせられました。
Q4:自分が人生において「何を大切にしてそうか?」(周囲に聞く)具体エピソードも。
↑「一番の自分の理解者」として浮かんだ人たちに聞いてみました。自分の場合は、妻、両親、大学時代の研究室同期に聞いてみました。両親から「人との関係性(調和)を大切にする」という話とエピソードをきいたときは、友達との付き合い方も優しく見守ってくれていたんだなあと感動しました。また、幼い頃から自分に宿っている価値観が洗い出された感覚がしました。
Q5:自分の子供を育てるときに、一番伝えたい行動、一番伝えたくない行動は?
↑ぼくは普段から幸せな人生ってどんなものだっけ?幸せな人ってどんな人だっけ?みたいなことを考えることが多く、そんな中でなんとなく整理されていた人が幸せになるための要素についての持論を言語化した感覚です。
<2.価値観をマインドマップにまとめる>
↑こんな感じで洗い出したキーワードを7つの分類にくくってみました。
<3.価値観ランキングを作る>
価値観マインドマップで出てきたTOPの項目に対し、「どっちが最終目的か?」という観点でランキングをつけます。自分の場合は、「めちゃめちゃ”成長”してても全く”人間関係”うまくいってなかったらどう思う?」「その逆は?」のように自問自答しながら欠かせないのはどっちか?という観点で絞込みを行いました。ぼくの場合は↓こんな感じになりました。
1:家族
2:人間関係
3:成長
4:貢献
5:自己(マインド)
6:愉楽
7:技術
ぼくの場合どんなに”成長”できても、どんなに社会に”貢献”できても、どんなに”技術”が手に入っても、最も身近で大切な存在である”家族”や、友人や同僚、上司等との”人間関係”を大切にできないくらいだったら自分の人生じゃない。そう感じました。ここで改めて、自分という人間が周囲の”人”をかなり重要視していることを実感しました。
2-2.「③好きなこと(情熱)」の整理
ここでは以下の5つの質問に答え、それに対しセッション本番で掘り下げられることを通して③好きなこと(情熱)を洗い出します。
Q1.今お金を払ってでも、勉強したいことは何ですか?
人の経験をきく、世界を知る、価値観に触れる(社内の交流会に参加して異部署の人と話し、その後飲みにまで行く)、本(自己啓発(「LIFE SHIFT」「アンラーン戦略」)
Q2.本棚にはどんな分野の本がありますか?(本屋で思わず手に取ってしまう分野は?)*役に立つから気になったではなく、なぜか気になった本
運・幸福・睡眠に関する本、旅行雑誌、ドンデン返し系の小説
Q3.これに出会えてよかった、救われたと思う分野はありますか?
「嫌われる勇気」
Q4.これまで生きてきた中でお礼を言いたい仕事(人の行動)は何ですか?
両親:目の前のことに全力で取り組める環境を整えてくれた(朝3時から弁当作り等)
高校時代の友人:自分の苦しい時期に、話をきくだけでなく、それを解消しようと動いてくれた
会社の同僚:自分をバイクのレースにつれていってくれた→最高の趣味にであえた
会社の上司:経験の無い自分に半分無茶振りで大きな仕事をあたえてくれた
Q5.これまでの人生で、世の中に対する怒りを感じたことはなんですか?
医者の診察:1年前に手を骨折して病院に通っている時期、通院するたびに早く治すためのアドバイス等は無く、レントゲンの結果だけを伝えてくる医者だった。金を払った客に対して、プロとしての経験や知識を使わずに適当に仕事を進めているところに苛立った。
このように5つの質問に答えましたが、答えた段階では「答えたは良いもの、どうなるのかな???」という状態で、あまりしっくりきていない状態でした。
3.コーチング本番
3-1.②大事なこと(価値観)について
「人間への愛情がすごいっすね。そして人の成長支援への無意識を感じます。」
こんな一言からコーチングが始まりました。確かに、宿題の回答の中に「人との関係性を大切にする「愛情をもって接する」「人を大切にする」等、”人”に関するキーワードが多くみられます。そこで”人”に関する項目に対して「なんで?」を重点的に質問されました。そんな中で、”人への愛情”が一つテーマであると洗い出されました。
そして「選抜チームでレギュラーになるために毎日練習」「目標に向かって努力」等、”成長”さらに「人の成長とは何?」等、”成長”も一つのキーワードとして掘り下げが始まりました。「他人に対してもこんな”成長”を支えたいと思いますか?」こうきかれたとき正直、「”他人の成長”にはそこまで興味がないなあ」と思いました。そこで成長の主語を自分⇒他人に切り替え、その人がどんな”成長”をしたら嬉しいか?という観点で話が進め始めました。結論、”成長”≒”その人を+αの状態に前進させること”と分かりました。思い返すと、友人に趣味を紹介する。面白い映画を紹介する。傷ついた友人を支えるため外に連れ出す。研究室の旅行を企画する。等々、実はいろいろしちゃってました。主語を他人に切り替えた時に自分がやりたいことはその人の人生にプラスαを与えることである。ということがわかりました。以上をまとめると、、
大事なこと(価値観):「人に愛情を持って接し、その人の人生にプラスαを与えること。」
3-2. ③好きなこと(情熱)について
ここで発覚したのは、ぼくは”概念”に対して情熱を持っている。ということです。
コーチと整理していく中で、「価値観、世界、運、幸福」宿題を通してこんなキーワードが浮かび上がってきました。”筋トレ””勉強””ゴルフ”等具体的なものが浮かび上がる人もいますが、ぼくは抽象的な”概念”的なものに対し情熱を注ぎたくなってしまうのが特徴のようです。確かに、言われてみれば趣味でバイク競技をやったりしていますが、バイクの構造や仕組みには全く興味がなく、競技を通じて得られる達成感や成長や新しい人とのつながり、価値観の広がりみたいなところを魅力に感じます。
好きなこと(情熱):「”概念”:価値観、世界、運、幸福」
4.まとめ
以上第一回、第二回をまとめるとぼくのやりたいことはこのように整理できました。
自分が”やりたい”ことをこのように言語化することができました。これから、この観点を軸に自分が具体的にどう行動すべきか?を日々の生活の中でヒントを得ながら未来に向けて一歩ずつ進んでいこうと思います。
コーチング後の変化
○自分のやりたいことが”新しい世界に本気で向かい、自分の武器を手に入れ、それを活かして人の人生にプラスαを与えることだ”とわかり、日々の生活の中でこれ自分のやりたいこととマッチしてるかどうか?みたいな観点でものを見るようになり、世界の見え方が変わってきました。
例えば最近Youtubeを眺めていると、フレンチの三國シェフという方のドキュメンタリーを見かけ、「数分だけ観てみるか」と動画を開いてみました。
三國シェフの見習い期は「鍋磨きでもなんでも良いから雇ってくれ!」と雑用をこなしてでもとにかく一流の環境に身を置き、終業後にタオルを使ってフライパンの練習をしたり、皿に残ったたれをなめて一流の味を学びました。そんな中で着実に料理人として成長し、本場海外でも修行を積み、最終的には自分のレストランをもって、「三國シェフの料理を食べたい」と訪れるお客様を最高の料理でもてなし、喜びと幸せを与えていました。まさにぼくがやりたい!という仕事人生を歩んでいるなと感銘を受け、シェフという仕事の素晴らしさを改めて実感しました。また結局全集中で最後まで1時間ほど動画に熱中していました。笑
こんな形で今までとは少し違った形で物事をみて考えるようになり、人生がまた一歩進んだような感覚になりました。また、次のセッションでの自分に起こる変化もとても楽しみです。
ではまた第三回で
コメント